IGPペイ・ドックのワイン

58種の並外れたぶどう品種

IGPペイ・ドック:58種のぶどう品種が栽培される地域

IGPペイ・ドックのぶどう品種は、太陽の降り注ぐ広大な土地で生産されます。このカマルグからコート=ヴェルメイユに及ぶ地中海と山々に挟まれたフランス最大のぶどう畑の中心地から生まれるワインは、Appéllation d’Origine Protégée(AOP:原産地保護呼称)ワインでも知られています。

IGPペイ・ドックのぶどう品種は、1987年、創造性を取り入れたいというラングドック・ルシオン地方の生産者達の希望によって生まれました。AOCワインと同じテロワールで、ヴァン・ド・ペイ(Vins de pays)(現在はIGP)のブレンドルールや要件にかなったワインを生産すれば、58品種もの味のバラエティに助けられ、より自由にブレンドやマッチングをすることができると考えたのです。IGPペイ・ドックワインは次の2種類の製品カテゴリーに分かれています。

ヴァラエタルワイン

単一のぶどうウ品種のみから作られる

ブレンドワイン

数種類のぶどう品種を組み合わせて作られる

ぶどう品種によって可能になった表現の自由

IGP Pays d’Ocが誕生して30年になりますが、この間にぶどう品種というこの革新的な概念によって新たに生まれた自由が、オクシタニー地域圏(より大きな地域圏)内・ラングドック・ルシオン地方の2万近い生産者を魅きつけました。これらの生産者達は、エロー、ガール、ピレネー・オリエンタル、オードの4県すべて、およびロゼール県の6コミューンの個人や協同組合所有の貯蔵室で作業を行い、AOCを気にする必要なしに創造性を発揮し、ワインの新しい表現領域の革新に努めています。

1つのぶどう園、3つの影響領域

IGPペイ・ドック・ぶどう品種の特徴は、ペイ・ドックの太陽に輝く地中海性気候と密接に結び付いています。地中海の開放的な円形劇場のように、その地理的領域はニームからカマルグ、コートヴェルメイユ、そしてスペイン国境に至るまで、リオン湾によって形成された海岸線200kmに沿って弧のように広がっています。その領土は、北部はピレネー山脈が形成する連峰、東部はセヴェンヌの丘陵によって範囲を定められています。12万ヘクタールに広がるぶどう畑は、3つの影響領域に分かれています。沿岸地域の海岸平野最初の斜面および小石の多い丘陵斜面、そして最後に、高地のぶどう畑です。

ペイ・ドックのぶどう畑の広大さが、ここで出合う土質の並外れた多様性を説明しています。沿岸の砂質地域、平野と丘陵斜面の石灰岩、頁岩、粘土、小石の砂利と、実に多様です。このテロワールのモザイクが、IGP Pays d’Ocが認証した58品種のぶどうの表現の現場なのです。

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IGPペイ・ドックの主な赤、白、ロゼ用ぶどう品種

--- 数字からみる ---

ペイ・ドックワイン生産者達の強み
フランス第1のIG
(原産地名称)

生産量

フランス第1のIG
(原産地名称)

輸出用

世界で5番目に大きな
エキスポーター

ぶどう品種の輸出量において

フランス第1のIG
(原産地名称)

ロゼの生産量において

有機ワイン
4本のうち1本

フランスのスーパーで売られているワインにおいて

ぶどう畑
​12万ヘクタール

すなわちラングドック・ルシオン地方のぶどう畑の半分

1,200人の独立系ワインメーカー、175軒の協同組合貯蔵室

エロー、ガール、ピレネー・オリエンタル、オードの4県すべて、およびロゼール県の6コミューン内

7億4300万本相当の
ボトルが売られました

そのうち48%が輸出されました

出来高

36億ユーロ

IGP(原産地名称保護制度):
公式に認められた品質の証し

ペイ・ドックの生産者達にとって、この公式な品質の証しは、ペイ・ドックワイン産地における30年の実績を冠したものといえます。その間に、仕様をぶどう品種という革新的な概念に統合してきました。この新しいラベルは認定58品種を持つペイ・ドックの刻印となるものです。AOPと同様に、IGPワインには正確な仕様が適用されます。これに従い、IGP ペイ・ドックワインの100%が、コンプライアンス評価と認証の世界的な大手であるビューローベリタスによって管理および認証されています。ぶどうの品種、収量、ワインの分析的および味わいの特徴に関して定期的なチェックが行われます。